tetok’s blog

母を嫌い。そんな自分が嫌でした。病気を抱え辛い毎日。母を恨むしか思い付かない。

今の母親。

 

今現在の母親は80歳。

父は、5年前に他界した。

 

母は年の割にはどこも悪い所も無くて足腰も

丈夫。

食欲もあって素早く動けるし周りからも驚かれる。

本当に元気。

 

 

父が亡くなって、生き返った様に明るくもなった。

 

 

若い頃の様に喧嘩もしなくなってはいたけれど、父の我が儘は

同じだった。

母は父の顔色を気にしながら生きて来た。

 

 

父は倒れて5か月も意識が無いまま亡くなった。

父が入院してる間から母の我が儘も始まった。

5か月の間に母が父の病院に行ったのは2回だけ。

見舞いに行こうと言うと、自分が具合が悪いと騒ぎ出した。

 

 

父の病状が落ち着かず、頻繁に病院から連絡があった。

その頃、母は友達と約束していたからと泊まり掛けで

旅行に出掛けた。

 

 

私は大激怒した。

何かあったらどうすると。

 

母は、父の事は恨んでいると言った。

だから、自分(母)は父の面倒も見たくない、と。

 

 

だったら、母はどうなのか?

私も、母を憎んでる。

父の事も憎んでた。

 

 

だから、私はその日から父の病院に行くのを止めた。

「なら、私も行かない。アンタらの面倒は私も見ない。アンタと

  同じ事をしてやる」

 

毎日、電話が来た。

泣きながら弱々しく。

話をしないで電話を切ると、今度は怒鳴りながらの電話。

 

コロコロと態度を変えて。

 

 

お彼岸やお盆、命日にはあの頃を思い出す。

母はまだ、生きてる。

憎まれっ子世に憚る。

本当かも知れない。

 

母は、私のする事は何もかも認めない。

食事も必ず不味いと言う。

ご飯が硬いと食べないと言う。

洗濯物の畳み方も雑だからやり直せと言う。

靴の揃え方が曲がって居ると靴を蹴とばす。

もっともっと他にもある。

 

父が亡くなって仕方なく一緒に住んだ。

住んでやった。

 

爆発しそうになる。

私はいつまで苦しめられるのか?

 

今も元気過ぎるあの母親に。