tetok’s blog

母を嫌い。そんな自分が嫌でした。病気を抱え辛い毎日。母を恨むしか思い付かない。

叔父と叔母。

 

私を12歳から18歳まで育ててくれた、叔父と叔母。

 

叔母が私の父親の妹。

父と年が離れて居たけど、しっかりした人。

同じ親に育てられたとは思えない。

叔母の人柄は、おっとりした見た目だけど芯は強くて

物事をハッキリさせないと気が済まない人。

お料理が上手で、声が綺麗で歌をよく歌っていた。

 

 

叔父は、優しくて楽しい人だった。

身体が弱くて仕事を休みがちだったけど、夫婦仲が

良くてお互いを名前で呼びあって叔父はいつも幸せ

だ・・・と、口に出して言う人。

 

 

中学校の参観日や体育祭にも二人できてくれたり。

叔母は、学校の役員までしてくれていつも一緒に

居てくれた様な気がする。

 

私は叔父と叔母に引き取って貰い、誰よりも幸せに

なれた様に感じた。

本当の親には殴られたり食事もさせて貰えなかったり。

 

 

今、思い出しても辛い。

 

私は子供の泣き声を聞くと、怖くて耳を塞いでしまう。

自分の様に怖い思いをしてる子供の声に聞こえる。

私は怖くて助けに行けない。

殴る大人は怖い人だから。

 

でも、助けに行かない自分は母の様に冷たい愚かな人間。

自分の過去が思い出される。

母みたいになりたくない。

 

時々、そんな事を考える。

 

 

私はエレベーターに一人では乗れません。

狭いエレベーターは、見ただけでも気分が

落ち着かなくなります。

 

 

叔父と叔母とデパートに買い物へ連れて行って貰い

始めてエレベーターに乗って。

今でいうパニック状態。

病院に運ばれて大騒ぎになりました。

 

真っ暗な所へ入れられた時の怖いトラウマ。

その時に叔母が病院を転々と探し歩いて、結局は児童相談所

相談員を紹介してもらい色々な話を聞かれた。

 

その時に私の様な思いをしている人が居るんだと

また悲しくなった。

殴られる子供の心理より、殴る大人の心理を

探れと言いたかった。

 

私は最後まで、相談員には心を開けず叔母にも迷惑を

掛けていた。